NISAとつみたてNISAの違いとは。どっちを使うべき? / 投資勉強日記②

NISAとつみたてNISAの違い

投資初心者が挑戦しやすいものとして「NISA」や「つみたてNISA」の名前がよく挙げられていますが、この2つの違いって何なの?

そんな疑問を持ち、「NISA」と「つみたてNISA」それぞれの特徴や2つの違い、どんな人に向いているのかについて調べてみました。

NISAってどんな制度?

NISA(少額投資非課税制度)は、国が「貯蓄から投資へ」を促進する為に2014年につくった制度です。

金融機関にNISA専用の口座を開設し、口座で購入した投資信託など金融商品から得た売却益や分配金が非課税になります

2014年にスタートしたNISAの他、現在ではつみたてNISA・ジュニアNISAなどさまざまな種類の制度が登場しています。

NISAでできること

NISAで取引できる金融商品は金融機関によって異なりますが、基本的には株式投資信託・国内上場株式・海外上場株式株・国内EFT・海外EFT・上場投資証券・国内REIT・海外REIT・新株予約券付社債が対象です。

NISA専用に開設した口座で対象の金融商品を保有していると、5年間は売却益・配当・普通分配金等にかかる税金が非課税になります。

NISAはいつでも払い出しや売却ができるので、「投資」と難しく考えずに「貯蓄」のように利用することもできます。ただ貯蓄しておくだけだと、貯蓄している金額分だけ税金が発生してしまうのです。

上限金額が120万円と決まっているのですが、普通預金口座よりもNISAで株を購入する方がお得にお金を保有できます!

貯蓄の場合はお金が必要になった時に口座から預金金額を引き出しますが、NISAの場合は購入した株を売却して現金化するのです。株を売却する際に保有している株の価格が購入時よりも値上がりしていれば、株の購入価格よりも高い金額で現金化できます。

例)
1株90円の時に100株購入
90×100=9,000円
1株100円の時に100株購入
100×100=10,000円
10,000-9,000=1,000円お得!

またNISAで購入した株は、他の口座で購入した場合と同じように株主優待を受けることができます。株主総会にも参加可能です。

株を使って得られる3つの利益や少額で挑戦できる株については、前回の記事でご紹介しています。
株って何がお得なの?株主優待券以外にもメリットがある! / 投資勉強日記

つみたてNISAとの違い

NISAは当初”現役世代の資産づくりのため”という趣旨でつくられたのですが、なかなか現役世代の利用者が増えずNISAの利用者は60歳以上が半数以上でした。そこで2018年に登場したのが現役世代が投資信託の積立で資産づくりをするための”つみたてNISA”です。

2016年に19歳以下の人がおもに大学進学費用を準備するために利用できるジュニアNISAも始まっているのですが、この記事ではNISAとつみたてNISAの違いについて見ていきます。

NISAにしかないメリットとして、ロールオーバーが挙げられます。

非課税期間の5年目の終了時にNISA口座にある株や投資信託などは、次の年に新たな口座に移して非課税枠に移して引き続き保有可能です。これをロールオーバーと呼び、ロールオーバーするとその年から5年間は非課税で保有できます。

NISA つみたてNISA
非課税期間 5年間 20年間
対象 株と投資信託など ※一定の条件を満たした投資信託のみ
年間の購入上限 120万円 40万円
投資資本 最大600万円 最大800万円
ロールオーバー あり(その年から5年間) なし
解約条件 いつでも売却可能 いつでも売却可能

※一定の条件を満たした投資信託…長期投資に適していると金融庁に届け出が受理された投資信託とETF(上場投資信託)、合計163本(2020年8月4日時点)
(※参考サイト:金融庁公式ホームページより)

つみたてNISAの積立のしくみ

金融機関につみたてNISA専用の口座を開設すると、その口座で積立購入した投資信託の分配金や売却益が非課税になります。積立方法は、口座からの自動引き落としです。口座開設後購入するファンドと積立額を決めると、毎月自動的に口座からお金が引き落とされて投資信託の買い付けが行われます。

積立で購入できるのは、一定の条件を満たし運用会社が金融庁に届け出た投資信託のみです。

つみたてNISAの積立は基本的には年2回以上であればよいのですが、最低積立額や積立スケジュールは金融機関によって異なります。「毎月1万円以上1,000円単位」というところもあれば「毎月100円以上1円単位」というところもあるので、自分に合った金融機関選びが重要です。

つみたてNISAでは、年間40万円の範囲であれば複数のファンドの積立も可能です。

最初は少ない金額からはじめて途中で金額を増やすなど、毎月の積立額も変更できます。あるいは家計の状況が厳しくなったら積立額を減らすといったことが可能です。

A証券で積み立てた後、次の年にB証券で積み立てる…というように金融機関も変更できます。ただし変更後はA証券で新規の積立ができないのでご注意ください。

NISAとつみたてNISA、どっちを使うべき?

「NISA」と「つみたてNISA」2つの違いやそれぞれの特徴は理解したけど、結局自分はどっちを使うべきなのかわからない…。そう思う人もいるのではないでしょうか。

投資できる金額と商品によって、自分に合った投資方法が異なります。積立金額の場合、年間40万円が分岐点です。

NISAとつみたてNISAは同時開設できない

つみたてNISAと一般のNISAは、同一年では併用することはできません。2018年までNISAを利用していた人が2019年からはつみたてNISAを利用するというように、年ごとにどちらかに変更することは可能です。

年ごとに変更した場合、NISAで保有していた株や投資信託は購入から5年間は非課税のまま保有できます。

ただし2019年からつみたてNISAに切り換えようと考えていても、2019年に一度でもNISAで株や投資信託などの買い付けを行ってしまうとその年はつみたてNISAに変更できなくなってしまいます。

またNISAもつみたてNISAの口座も、ともに1人につき1つの金融機関でしか開設できないのでご注意ください。

こんな人にはつみたてNISAがおすすめ

NISAもつみたてNISAも投資で得られた利益が非課税になるのですが、毎月の積立金額が3万3,000円以下、もしくは年間40万円以下の人はつみたてNISAを使うのがおすすめです。

「つみたて」と付いていませんが、NISAでも投資信託を積立購入することができます。その為年間40万円以上の金額を積み立てられる人は、NISAを使っても問題ありません。

またNISAとつみたてNISAでは、対象の投資信託の数が異なります。つみたてNISAで対象になっていない投資信託を積み立てたい場合は、NISAを利用しましょう。

NISAからつみたてNISAに切り替えることもできます。投資に使用する資産が少なく購入する投資信託にこだわりがない人は最初はつみたてNISAから始めるのがおすすめです。

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